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家族に見捨てられた生前


おはようございます。

本日の青森市内の積雪は0cmです。

さて、先日某街の有料老人ホームの入所者様が

末期のがんと認知症を患い病院に入院中にお亡くなりになられました。

この利用者様には、血縁や地縁も有るのですが家族(子供達)関わりを

持ちたくないと利用者様と関係を拒否していたと言います。

親戚の方も同様に関わりや関係を拒否、利用者様の身の回りの世話などは

施設側に頼む段取り等が、法定後見人が全て行ったと言います。

今回、この後見人より有料老人ホームの利用者様のお部屋に残された

お仏壇と神棚や遺品の整理の為、お見積りのご依頼を先月に引き続き

ご依頼を頂きました。



10日散歩 (12)



色々な方にメンタル的にキツイと言う時はと

聞かれる事がよくありますが、生前の故人様を知らないので

福祉関係者様や後見人様に比べたら比べようも無いほどだと思います。

ただ、故人が生前どの様な生き方をしてきたのか?

また、どの様な人間関係をしてこられたのかは全くわかりませんし

私が申し上げれる立場では無いのは重々分かっているのですが

関わりを持ちたくないから後見人に全てお任せと言う身内の方の

判断はどうなのだろうか?とちょくちょくこの様なケースに合うと

自問自答します。

この様に人間関係が破たんするまでの生前の行いとは

どんな行いだったのでしょうか?

血縁の最後の時を他人に任せ全てが終了して書類と報告だけ

最後にされと、どの様な心境なのでしょう?

私は、逆に親類縁者の方がダメージが大きいのではないかと思います。

無縁社会と言われるこの時代、本当の無縁を作り出しているのは

私達周りの血縁者なのではないでしょうか?

ある、後見人様が私にこの様なお話をしてくださいました。

火葬の時、たった一人で立ち会わなければならない辛さや悲しさ

これが一番つらいと話されていたのが今でも心に沁みついています。

皆様はどう感じますか?

身寄りが無いって本当ですか?

周りがただ断ち切っているだけではないでしょうか?

どう考えますか?